玄米Q&A vol.1
Question
玄米を食べると、便が増えるのはなぜ?
Anser
玄米を食べ出して、一番に実感してもらえるのが、
この
便の量が増えた!
ということです。
私自身、ジャンキーな生活していたから、
規則正しい母や周りの人より実感するには時間がかかりましたが、
自然の力を信じてたら、体質が変わりました。
今では、旅行などしばらく食べてなかっても、
家に帰って、便秘薬ではなく、玄米餅や、玄米もち米粉をお湯で割って飲むと、
翌朝には、シッカリ「出ます」!
この不要なものを「出す」(身体に悪いものを溜め込まない)ことを
まるざ発芽玄米研究所では考え、
自然の力でみなさんに実感していただきたく、
いろんな新しい玄米の食べ方を考えているのですが、
さてさて、そのわけ。
玄米の「食物繊維」には、ヘミセルロースが多く、
玄米を食べると一部のヘミセルロースは、大腸に棲んでいる細菌によって分解されて、
ペントース→ピルビン酸→短鎖脂肪酸が生じます。
一方野菜の「食物繊維」には、セルロースが多く、玄米同様に脂肪酸となって吸収されます。
このヘミセルロースとセルロース、
同じ「不溶性繊維」です。
ですが、「ヘミセルロース」の方が、水を吸って体積が増える率が高いので、スムーズな便通をもたらす効果や、栄養素の吸収を遅らせる効果(肥満、メタボ予防効果)は、野菜よりも玄米の方が優れていると言われています。
もちろん、白米や玄米よりも「発芽玄米」がスルッと!気持ちよ〜く「出ます!」
また、こんなお話もあります。
秋月博士は原爆投下時、長崎市の爆心から1.8キロの病院の医師。
幼少時代、結核を「玄米」で治していたので、
その経験から、患者さん、看護婦さん、患者の救助にあたったスタッフらに、
「玄米、みそ、塩、わかめ」
を食べさせ、絶対に砂糖は摂取禁止で過ごさせたそうです。 ○ 玄米・味噌汁(無添加)・醤油汁・ワカメ等の海草類・食塩等の塩分(天然)を摂る
× 砂糖の禁止・甘いお菓子
(秋月辰一郎著「死の同心円-長崎被爆医師の記録」講談社刊引用)
他の病院では被爆者が次々と亡くなったものの、秋月博士の病院の患者もスタッフも誰一人として被爆による犠牲者を出さなかったのです。
しかもたった1,8kmです。その距離ならしだいに原爆症の症状が出て、進行してしまうところなのに。
『玄米には放射能を対外に除去する力がある』
玄米は、放射性物質に直接結びついて、それが体内に吸収されるのを防止したり、 放射性物質の活性を下げたり、体外への排泄を促進します。
玄米に含まれる「フィチン酸」が放射性物質や農薬等の異物を体から除去してくれるのです。
「フィチン酸」の排出力は強力です。体内の毒素を大量に体外へ引きずり出します。
「爆弾をうけた人には塩がいい。 玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。 塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。 そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ」
詳しく知りたい方は、
秋月辰一郎著 「長崎原爆体験記」 「死の同心円-長崎被爆医師の記録」
身体って面白いほど正直に応えてくれます。
身体にたまったものを出すこと。
私は大切だと思います。
糖尿病やガン、など生活習慣病は、
玄米を主食にしていた当時は、ほとんどありませんでしたから。
一生もんの身体です。
ぜひ身体に耳を傾けお過ごしくださいませ。